PROCESS

Process

グレイルワークスのべっ甲眼鏡製作手順

品質の追求
+
アフターサービスの充実

お客様に末永く大切にご使用いただくために、
一般的な工程の倍以上の「60 工程」を経て完成されています。

1

生地選び・切り出し

天然素材で、それぞれ模様が異なる厚み数ミリの甲羅の中から左右の色味と完成品のイメージが合う様に、一箇所ずつ職人が生地を選び数枚重ねて製作します。

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荒削り / サンドペーパー

切り出したべっ甲表面のキズなどをガンギという特殊な道具やキサギという特殊な小刀で削りとり。その後サンドペーパーを使用し接着面を滑らかにしていきます。

3

仮止め / 張り合わせ

「熱を加えるとニカワ質(コラーゲン)が出る」というべっ甲の特徴を利用し熱した大きな鉄のヤットコで挟み熱を伝え仮止めをします。熱すぎるとコゲてしまうので水を垂らし蒸発する様子を見て適正温度を職人の「感」で見極めます。仮止めされたものを十分に水分を含んだ木の板に挟み万力(まんりき)と呼ばれるもので圧着して、かまぼこ板の様なべっ甲の板を作ります。この万力はグレイルワークスが独自で開発した機器で、温度管理と圧力を数値化でき年間通じて同じものが作れる為、より強度な素材を作り出すことが可能です。

4

3D CAD データ/ NC 加工

べっ甲の板をメガネフレームの形状に CAD データを使い最新のマシニングで 0.01mm までこだわり正確に削ります。 多くのべっ甲メガネは手作業で、この加工を行いますが少しの隙間やズレが将来に故障の原因になる為、最先端の機器を使用して見えないところまで妥協を許しません。

5

刷り上げ / 磨き

正確に削りだしたものを熟練職人がヤスリを使い成形していき、柔らかい布で作られた研磨バフで艶を出していきます。

6

クリアコート / 仕上がり

磨いた状態のフレームを経年劣化が起きないように職人が1枚1枚エアガンを使用しクリアコーティングしていきます。 その後、それぞれのパーツを組立て完成されます。グレイルワークスの独自開発のクリアコートは丈夫で表面の波うちも一つ一つ、職人が表面を整えているため艶やかで綺麗なのが特徴です。カラーコートも深みのあるカラーに仕上げております。

Scarcity value

年々上昇する、
べっ甲メガネの希少価値

べっ甲は他の素材と違い、1992年のワシントン条約の施行により、べっ甲の輸出入が禁止となり生産に限りがあります。 現在では、それまでに蓄積した国内ストック内での生産となります。また、べっ甲メガネの加工には高度な技術が必要ですが、製作出来る職人の人数は少なくなっており、生産数も限られ、べっ甲メガネの希少価値は年々上がっています。

べっ甲表面のコーティング
及びカラーコート

5年保証

グレイルワークス製のべっ甲フレームは、お客様に安心してご購入、
ご使用して頂く為にコーティングを 5 年間保証しております。
5 年以内に経年劣化にて剥がれた場合は無償にて再コート致します。

After-care

クリアコートべっ甲の
アフターケア

温泉等のご入浴でもべっ甲部分は問題ありませんが、サウナでのご使用や高温の車内への放置は、べっ甲の形状が変化する原因となりますのでお控え下さい。衝撃や経年劣化等でクリアコートが剥がれた状態でご使用を継続されますと、べっ甲そのものに経年劣化が起こりますのでお早めに修理をご依頼ください。べっ甲テンプルが折れた場合等も修理が可能です。